音声録音やライブ配信でVoicemodの音声が二重に聴こえるトラブルが発生する場合、以下のOBSのオーディオフローを改善する解決策をご確認ください。
これは、「自分の声を聴く」を有効にし、デスクトップオーディオを同時に録音している場合に生じます。つまり、OBSの入力デバイスでマイクを録音している間に、「自分の声を聴く」を通じて聞こえてくる音もデスクトップオーディオに取り込まれているのです。
OBSの外部プラグインを使用することで、配信や録音中のオーディオフローを改善し、オーディオをチャンネルごとに分離することができます。
このプラグインは「win-capture-audio」と呼ばれ、OBSの音声ミキサーで異なるアプリやゲームの音声を分離することができるOBSアドオン機能です。
以下のリンクからダウンロードできます。
https://obsproject.com/forum/resources/win-capture-audio.1338/
上のリンクを開いたら、下にスクロールして win -capture-audio-2.2.3-beta-setup.exe を選択すると、プラグインのインストーラーがダウンロードされます。インストールが完了したら、OBSオーディオフローで使用できるようになります！
まず、OBSの音声ミキサーで ”Desktop Audio” をミュートします。 デスクトップオーディオは後でコントロールチャンネルに追加しますので、ご安心ください。
（ ”Desktop Audio” の右下にあるスピーカーアイコンをクリック）
また、マイクの入力デバイスがVoicemodになっていることを確認してください：
（Mic/Aux > 3つの点をクリック >プロパティ）
音声キャプチャチャンネルを追加するには、「ソース」ウィンドウで右クリックし、「追加」 >「アプリケーション音声出力キャプチャ」を選択します：
「デスクトップ」と名前を付けて新規作成したら、ダブルクリックして次のウィンドウを開きます：
ここで、「選択された実行ファイルからのセッションを除くすべての音声をキャプチャする」にチェックを入れ、「セッション」のドロップダウンメニューで 'VoicemodDesktop.exe'を探し 、「実行可能ファイルを追加」をクリック します。
これを行うと、デスクトップオーディオはVoicemodの「自分の声を聴く」機能をキャプチャしなくなりますが、それ以外はすべてキャプチャするようになります。
この「音声出力キャプチャ」ソースを様々なシーンに追加することを忘れないでください：
この方法を使うことで 、ゲーム、音楽、Discordなどの音声をそれぞれ別の音声ミキサーに分けることができます。そのためには、新しい「音声出力キャプチャ」ソースを作成するだけです。以下、Discordでの設定例を解説します：
今回は、実行可能ファイルのリストに'Discord.exe'を追加するだけです：
このチャンネルではDiscordだけをキャプチャしたいので、「選択された実行ファイルからのセッションを除くすべての音声をキャプチャする」にチェックが入っていないことに注意してください。
では、「デスクトップ」のオーディオに戻り、'Discord.exe'をリストに追加して、デスクトップオーディオでキャプチャされないようにしましょう。
「音声ミキサー」に、先ほど作成したチャンネルが表示されていることをご確認ください：
既存の 'Desktop audio' ミキサーを表示したくない場合は、右クリックして「非表示」を選択します。
最後にDiscordを使って解説した例はあくまで任意ですが、オーディオを完全にコントロールするために、高価な機材は必ずしも必要ではないことをお分かりいただけたでしょうか？
上記設定に関してご質問またはお困りの点がございましたら、Voicemod サポートページ（https://www.voicemod.net/support）にチケットをお送りください。
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